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洗濯の節電方法とは?簡単な工夫で電気代をお得にできる

えらぶ家 2020-7-30
「洗濯の節電方法とは?簡単な工夫で電気代をお得にできる 」という記事中のイメージ画像です。

洗濯機が普段からどれくらいの電気代を使っているのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
こちらでは日々の電気代を少しでも抑えられるように、洗濯の節電方法を紹介します。

洗濯にはどれくらいの電気代がかかっている?

洗濯にかかる電気代と水道代は、年間で約6,000〜20,000円程度かかっていると算出されています。(1日に1回洗濯をした場合)
縦型式なのかドラム式なのか、乾燥機能は使うのかどうかなどで変わってきますが、大体の目安としてこのくらいのコストが想定できるでしょう。

電気代だけで考えると、参考として以下のような数値が見られます。

洗濯のみの電気代:1回で約2円
洗濯と乾燥機能(ヒータータイプ)を使った電気代:1回で約50円
洗濯と乾燥機能(ヒートポンプタイプ)を使った電気代:1回で約20円

電気代だけでも年間で相当のコストがかかる可能性があるため、その負担は意外なほど家計に重くなることが想像できますね。

洗濯にかかる電気代を節電する工夫について

洗濯には上記のような電気代がかかることから、節電を実施することに大きなメリットが見出せます。
しかも洗濯時の節電は簡単な工夫だけでも効果があるので、各家庭で気軽に始めることが可能です。

以下で普段の洗濯から行える節電方法を紹介しますので、ぜひ一度それぞれの方法を試してみてください。

洗濯物はまとめて入れる

洗濯物をまとめて入れることは、簡単に行える節電方法のひとつです。
なるべく洗濯を1回で終えられるようにすれば、1日の洗濯回数を減らして消費電力を削減することができます。

一方で、洗濯物を入れすぎると洗浄力が低下して余分なエネルギーが必要になるため、逆に電気代が高くなる可能性もあります。
洗濯機の容量の80%ほどがベストだとされているので、その数値を意識してまとめることがおすすめされます。

洗濯物を入れる順番を意識する

洗濯槽が回転しやすいように洗濯物を入れることができれば、洗浄効率を高めて節電につなげることができます。
バスタオルなどの重いものを下に、肌着などの軽いものを上に来るように入れて、洗濯が早く終わるように工夫してみましょう。

乾燥機能は使わない

洗濯機に乾燥機能が付いている場合には、なるべく使わないようにするだけでも節電効果が得られます。
晴れている日にまとめて洗濯をして、外で干すように努めれば、乾燥機能を使わない分だけ電気代を節約できるのです。

また、洗濯機に「お急ぎ」や「時短」といったスピーディに洗濯できるモードがある場合、洗濯の時間が短くなるため消費電力を抑えられます。

水道代の節約も意識する

洗濯機のコストには水道代も含まれるため、お風呂の残り湯を使うなどの工夫で水の節約を行うこともポイントです。
同時に、洗剤を普段から適量で使えているかを見直してみるのもおすすめです。
洗剤の使いすぎは逆にすすぐ回数が増えて電気代が高くなることがあるので、節電のためにも適切な量を使っていきましょう。

洗濯機を買い替えることも節電の手段

使っている洗濯機が古い場合、最新のものと交換することで節電になる可能性もあります。
洗濯機は消費電力を抑えるように年々進化してきているため、買い替え期間が長いほど高い効果が期待できるでしょう。
8〜10年ほど同じ洗濯機を使っているという場合には、節電目的で買い替えを検討することも考えられます。

少しの工夫が洗濯の節電につながる

洗濯のときに少しだけの工夫を行うだけでも、日々の節電につなげることができます。
それは年間を通せば決して無視できない金額になるので、この機会に洗濯のやり方を見直してみてはいかがでしょうか。

▼電気代の節約に関して、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご確認ください。
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